トヨタ・CH-R
ボディ磨きとクオーツガラスコーティング
昨年ご購入され1年経過されたCH-Rさん。
小キズがキラキラ見え始めて来た事もあって、キレイに磨いてコーティングをとご依頼いただきました^^
小キズはどうして付くのかな〜?
小キズの原因は塗装よりも硬いものが接触して削れたためです。
8割以上は洗車やお手入れの際に起こります。(2割くらいは外的要因だと思います)
ホコリが付いているから、汚れているからとタオルなどで空拭きしたりすると、知らず知らずのうちにキズが付きます。
洗車時でも硬い素材のものや砂まじりのスポンジを使ってしまうなど、デリケートな塗装面では簡単に小キズが入ってしまいます。
一度小キズが入ると、そこからは通常のお手入れでは取り除く事は難しくなります。
塗装面の艶が落ち、光沢がだんだんと低下し、黒いクルマも白っちゃけて見えたりします。
新車で買ったばかりなのに・・・・そうなると気持ちも凹んでしまいますよね。
塗装の表面にあるキズ。
正確には塗装面に薄っすら入ったキズは浅いものでしたら磨いて見えなくすることができます。
キズを取る。という言いかたもしますが、対象とするキズの深さまで周りの塗装を削って低くしているのです。
もっとも、塗装の厚さには限界がありますのでガンガン削ってしまうと薄くなってしまいます。
限りある塗装の厚さ
塗装を磨くと言っても、塗装の厚さは鉄板や素地部分から100ミクロン程度(0.1mmくらい)。
0.1mmってどの位かというと、A4のコピー用紙くらいの厚さです。
でも、0.1mmの厚さを全部磨ける訳ではないんです^^;
実際にクルマの塗装面を磨ける幅はクリアー層の厚さの範囲にとどまります。
塗装構造からいいうとクリアー層は10〜20ミクロン(0.01〜0.02mm)程度。
消えるキズと消えないキズ
そうなってくると、塗装の厚さ、キズの深さによって浅いキズは消えてわからなくなりますが、キズが残ったり薄っすら見えたりと完全に取り除けない事もあります。
磨き過ぎてしまうとクリアー層がなくなり、ベースカラーが顔をだすとそれにてアウト!
艶が全く変わってしまいますし、そこだけ変色しやすくなります。
これだけは避けたいですね〜^^;
知識と技術と感性で磨く
だたキズを消すために磨くのではなく、塗装面を磨くのには塗装の質や厚さ、硬度などを知る必要があります。
それに加え、磨く道具や磨く材料の組合せが大事です。
これと、これと、これで磨く!という答えは正直にいって無いに等しいのかもしれません。
塗装面の状況によっても違うし、仕上げ方によっても違います。
さらに付け加えると磨く人の感性も影響してきます。
キズが見える、塗装の肌が見える?
こうしたらこうなる。という感性も技術と平行して備わっていないと良い仕上がりには到達できません。
磨きと言っても一言で言い表せないのが磨きなのでしょうね〜^^;
そんな事言っているうちに、小キズがキレイさっぱり無くなって新車に肌が戻ってきました!
クオーツガラスコーティングでこのキレイな塗装面をしっかりコーティングしておきましょう!^^
これからは、間違ってもタオルでゴシゴシ洗車しないで下さいね〜^^;
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